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Stripe(ストライプ)が決済プラットフォームとして選ばれる理由とは

on 20/04/17 14:43

急速にビジネスのオンライン化が進む現代において、ECサイト市場の売上が大幅に伸び、売り手にとっても買い手にとっても様々な便利なサービスが登場しています。

 

特に決済代行サービスは、国内外で多くのサービスが生まれていますが、かえって複雑になり利用者が何を選択したらいいのか悩んでしまう要因となっています。

 

そこで今回は数多くある決済代行サービスの中から、今注目の「Stripe」の魅力について紹介していきます。

 

【目次】

◆Stripe(ストライプ)とは

◆決済代行サービスの流れ

◆Stripeの魅力

・手数料の仕組みがシンプル

・使いやすい管理画面

・すぐに導入できる

・充実したカスタマーサポート

・決済時に画面遷移がない

◆ECサイトプラットフォームへの導入例

・Shopify

・Wix

・Wordpress

◆PayPalと比較

・決済手数料

・出金手数料

・アカウント認証

・決済画面の遷移

・返金時決済手数料

◆まとめ

 

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Stripe(ストライプ)とは

stripeは、世の中に数多くあるインターネット決済機能を使用できる代行サービスの一つです。本社はアメリカのサンフランシスコで世界120ヶ国以上、数百万にもおよぶ企業に導入されています。

 

日本でのサービス開始が2016年と比較的新しいサービスであるため、認知度はまだそこまで高くありません。

 

しかし、AmazonやGoogleなどの誰もが知る大企業でも導入されている実績があり、業界でも最大手のサービスと言っても過言ではありません。

stripe導入企業

(stripe公式より)

 

決済代行サービスの流れ

まず、インターネット決済機能を用いた、顧客から企業まで入金の流れを図を用いて簡単に説明します。

決済代行の流れ

1.顧客がインターネットで商品を選択し、カートへ

2.カートに入れた商品をクレジットカードで決済する

3.クレジットカードの決済をstripeが代行。stripe内の自分のアカウントに売上が入金される。

4.自分のタイミングで出金処理をする。(手数料無料)

 

厳密には他にも細かいフローはありますが、おおまかにこのような流れだと理解していただければ問題はありません。また、他の決済代行サービスも基本的には同じような決済の流れになっています。

 

商品の決済にかかる難しいカードの処理やその後の売上の管理などを代行するので、決済時に手数料を数%を徴求するというビジネスモデルになっています。

 

ここでの手数料の仕組みは、各サービスごとにバラバラで、複雑なシステムとなっている決済代行サービスも存在します。Stripeは手数料の仕組みが非常にシンプルなので、その点も世界中で愛される理由の一つです。

 

それでは、Stripeの魅力を説明していきます。

 

Stripeの魅力

決済サービスの流れが理解できたところで、なぜその中でもStripeが魅力的なのか解説していきます。

 

世界的に有名な大企業でも多く使用されているということは触れましたが、ここを読めばその理由がわかります。

 

▼手数料の仕組みがシンプル

stripe料金形態

(Stripe公式より)

Stripeの手数料の仕組みは非常にシンプルです。

基本的には、決済時に商品代金に対して3.6%の手数料がかかるだけで、その他隠れた手数料などはありません。

 

初期費用に関しても無料で始めることができます。

売上規模が5,000,000円を越える場合や、海外取引などがある場合はニーズに応じた個別の料金プランなどを組んでもらうこともできますが、国内で普通に取引を始める分には月会費や年会費なども一切かかりません。

 

ただし返金にかかる手数料だけは返金処理の後も戻ってきませんので、返金が多く発生するような商品を扱う場合は注意が必要です。

 

▼使いやすい管理画面

続いてのStripeの魅力はその使いやすい管理画面にあります。

日々の売上や設定を管理する画面が使いづらい画面ということだけで、導入に対してネガティブなイメージをもたれてしまいます。

 

やはり世界でこれだけのシェアを獲得しているStripeは、管理画面も見やすくユーザーに優しい設計となっています。

stripe管理画面

日本発のサービスではありませんが、日本人にとっても使いやすい画面のレイアウトとなっており、日本語にも対応しています。

 

stripeレポート

 

stripe決済確認

 

このように日々の売上の管理や支払いの履歴なども簡単に見ることができます。

自動的にレポートとして表示してくれるので、簡単なデータであれば管理画面で確認可能です。

 

▼すぐに導入できる

Stripeはめんどうな重要書類のやりとりの必要もなく簡単に導入することができます。

必要な作業は、

・アカウント登録

・本番環境利用の申請

(簡単な質問に答えたりや銀行口座や自身のビシネス情報についての質問に答えるだけ)

この2点だけ。

 

すでにご自身のビジネスをお持ちの方であれば、誰でも数十分でアカウントを使用できる状態にすることができます。

 

▼充実したカスタマーサポート

無料で充実したカスタマーサポートを受けられる点もStripeの魅力です。

カスタマーサポートは24時間年中無休で稼働しているので、安心感があります。また日本語で対応してくれるので日本人でも安心して導入できます。

 

基本的にはライブチャットを使ってのサポートがメインとなるため、メールのやりとりのように何日も話が進まないといったこともありません。

さらに手厚いサポートのプランもありますが、月1,800$かかるのと日本での対応がないため現実的ではありませんが、無料でも素晴らしいサポート体制だといえます。

 

▼決済時に画面遷移がない

インターネットでの決済時に別の画面に飛んで、様々な手順を踏んでやっと決済が完了したという経験はありませんか?実際にそれがきっかけで購入意欲が削がれ、顧客が決済を中断してしまうというケースもあります。

 

Stripeであればそんな心配も必要ありません。簡単に情報を入力ができる下記の画像のようなポップアップ画面を表示する開発も可能です。

面倒なアカウント登録なども顧客には必要ありません。

決済ポップアップ

支払いプロセスの簡素化により、途中離脱が原因で逃していた売上を拾い上げることが期待できます。この画面も開発者次第でフレキシブルに変更ができる点も、Stripeの魅力です

 

ECサイトプラットフォームへの導入例

それでは実際に導入ができるECサイトプラットフォームを紹介します。

・Shopify

Shopifyは、世界175ヶ国で展開されている世界最大のECサイト構築プラットフォームです。高いカスタマイズ性やSEO、SNSとの連携が強力で集客性の高いECサイトを制作することが可能です。

 

日本ではまだまだ馴染みが薄いかもしれませんが、近年日本でも導入する企業が増えてきており、最注目のECサイト構築プラットフォームです。

ShopifyがStripeを導入しているため、簡単に決済機能が設定でき、stripeとの相性が抜群です。

⇒Shopify公式

 

・Wix

Wixは専門知識や技術なしで初心者でも簡単に、無料からでもWebサイトが作れるイスラエル発のサービスですが、ショッピング機能も搭載しています。

 

デザイン性が高いテンプレートなどが使えるため、Webサイトを作りたいが高いコストがかけられない人から人気のサービスです。

Wixのショッピング機能でも、Stripe決済が標準で導入されているため簡単に設定ができます。

⇒Wix公式

 

・Wordpress

ECサイトプラットフォームではありませんが、日本でもおなじみのWordpressでもStripeの導入が可能です。

Wordpressには、拡張機能であるプラグインが充実しており、その中にWordpreeのサイトをECサイトとして開発することができるプラグインもあります。

 

代表的なものが、「WooCommerce」というプラグインで、こちらもStripeでの決済機能が簡単に設置できます。

その他、stripeの決済機能を簡単に導入できるプラグインが複数あり、写真や動画などのデータをWeb上で販売するするページも簡単に制作することができます。

⇒Wordpress公式

PayPalと比較

それでは、日本でも比較的知名度の高い決済代行サービスの「PayPal」との違いを簡単に比較してみましょう。

  stripe PayPal
決済手数料 3.6% 3.6%+40円(30万円以下)
出金手数料 無料 5万円以上無料/未満250円
アカウント認証 SMS 郵送
決済画面の遷移 なし あり
返金時の決済手数料 返ってこない 返ってこない

 

・決済手数料

PayPalの場合は、30万円を超える決済から金額次第で最大2.9%+40円(1000万円超の場合)までは下がりますが、一回の決済で30万円を超える商品を扱うECサイトはそこまで多くないと予想されます。

そのためややStripeの方が割安で、かつシンプルでわかりやすい体系となっています。

 

・出金手数料

PayPalの場合、5万円未満では250円かかってくるので個人が副業規模でやる少額の取引の場合は注意が必要です。

 

・アカウント認証

アカウントを使用するまでにかかる手間です。

Stripeは管理画面でのSMS認証のみなので、最短数分でアカウントが利用可能となります。

 

PayPalは、アカウント認証が郵送でのやりとりになるので、利用開始まで数週間かかってしまうので、利用をご検討の際には早めの申し込みが必要です。

 

・決済画面の遷移

Stripeは先ほどもご説明したように、購入ページから画面を遷移することなくポップアップで簡単に決済を行うことができます。PayPalでは、お客様も購入にあたってアカウントが必要です。

 

アカウントがない場合、画面遷移→アカウント開設→決済、と多くの手順を踏まなければならないため、少しでも入力エラーなどがあった場合、人によっては途中で離脱してしまう懸念があります。

 

・返金時決済手数料

Stripe利用におけるの注意点ではありますが、返金対応の際に決済手数料が一切戻りません。性質上、ある程度返金回数が多くなってしまうような商品を取り扱う場合はこの点を吟味する必要はあります。

 

PayPalにおける返金時の決済手数料に関しては、インターネット上で検索すると比較的古い記事から様々な情報が出てきますが、PayPal公式サイトの質問ページで「取引手数料は返金されません。」と明記されているため、2020年4月現在では、返金時に決済手数料は戻ってきません。

 

まとめ

現在も、続々と新しい機能が追加されるなど、まだまだ進化する可能性が高くこの先も注目の決済代行サービスであるStripe。

今回は簡単に概要を解説しましたが、フレキシブルな開発が可能なstripeはカスタマイズによって、より買い手にとって利用しやすいECサイトを構築することもできます。

弊社ではStripeの導入だけでなく、ECサイトの開発からのご依頼・ご相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

近藤 泰樹
Posted by 近藤 泰樹

NADJAの海外拠点長 営業やマネジメント経験もあり、ウェブサイト開発からデザイン、マーケティングまで何でもこなすマルチプレイヤー。

Topics: ソフトウェア開発