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フルリモートで行う弊社のオフショア開発の一日の様子を大公開!

on 20/08/16 8:15

コロナ禍で海外との人の行き来が困難となり、新たに海外に拠点を構えてオフショア開発をすることが難しくなりました。

そんな中で試行錯誤を繰り返し、オフショア開発をフルリモートで行っている弊社の日常を紹介しようと思います。

 

今回は、例として日本・インド・ポーランド(日本人)の3人で行っている案件の開発の一日の様子を時系列でまとめみました。

  • 9:00〜 前日の進捗確認
  • 10:30〜 クライアントへ報告・ミーティング
  • 11:00〜 指示書作成
  • 13:30〜 開発開始
  • 16:00〜 引継ぎ
  • 23:00〜 開発終了・レポート作成

9:00〜

前日の進捗確認

 

まずは前日の進捗確認から1日が始まります。

 

基本的に弊社はコミュニケーションツール「Slack」を活用して、メンバー間でのやりとりを行っています。朝一番でSlackのメッセージを確認すると、前日の進捗や各タスクの詳細・課題点などがレポートとしてまとめられています。

 

詳細なタスクの管理に関してはタスク管理ツール「Trello」を活用して、やりとりが流れていかないように、また各タスクの現状を全員で認識できるようなフローで開発を進めています。

 

このTrelloに、各タスクごとに動作確認の画像や動画をまとめていくことができるので、ここで品質チェックを行います。

 

一度こちらで確認をし、問題がなければクライアントへ前日分の進捗を報告していきます。

 

10:30〜

クライアントへ報告・ミーティング

 

前日のレポートを元にクライアントへ報告をすべくスクラムミーティングを開催しています。

 

と同時に当日のタスクも報告していきます。その時点でのタスクについての疑問点もここで明らかにしていきます。特に、始動直後は疑問点も多く時間が長くなってしまいますが、ミーティング後にだらだらとやりとりしていてもお互いの時間を奪ってしまうことになるので、多少時間がかかってもこの時間で疑問点を出し切るようにしています。

 

それでも後から、新たな疑問点は出てくるのでその場合は都度確認はしますが、少しでも効率がよくなるような努力は怠りません。

 

ここでやることが明確になればあとはタスクを指示するだけ、ですが、ここが一番難しい部分です。

 

11:00〜

指示書作成

 

ミーティングが終了し、まだ確認したことに対する記憶が新鮮なうちに、当日のタスクの指示書を作成していきます。

 

ここがリモートでのオフショア開発でブリッジエンジニアが活躍する部分であり、苦戦する部分でもあります。

 

英語で指示を出さなければいけないという部分は、翻訳技術が劇的に進化しているため、大きな問題とはなりません。何より難しいのは外国人エンジニアとの感覚の違いです。

 

日本人同志であれば、多少複雑な文章でも感覚が似ているため理解してくれますが、英語で指示を出す場合は回りくどい伝え方をしてしまうと理解してくれないケースが多くありました。

 

大事なのは「シンプルかつ丁寧に」です。

 

言葉で言うのは簡単ですが、これがかなり難しく慣れるまでに時間がかかりました。

 

タスクは当然、日本語ですら伝えるのが困難な複雑なものもありますので、その場合もできるだけわかりやすいように、画像や動画を駆使して作成していきます。

 

ここで面倒くさがらずに丁寧な資料を作ることがその後の一日を左右していきます。

 

13:30〜

開発開始

 

インド人エンジニアと開発を行う場合、この時間に開発を開始します。

まずは当日のタスクの一覧と指示書を把握してもらう時間を設けます。その上で疑問点があれば洗い出し、ミーティングを行います。

 

ここでも朝のクライアントミーティング同様、一日の疑問点を全てクリアにしてから開発を始めることで、その後の突発的なやりとりを出来る限り減らしていきます。

 

開発当初は、開始後になっても確認することがどうしても多いためやりとりが多くなりますが、慣れてくるとその時間も減っていきます。

 

スムーズに開発が進むようになってくると、あとは各タスク終了時の報告と確認となります。

 

まずは、スムーズに動き始めるまでが大変ですが、それまでの辛抱だと思って根気強く確認を繰り返していくことが大事です。

 

16:00〜

引継ぎ

 

弊社は、ヨーロッパやカナダにも日本人メンバーがいるため、ここで時差を有効に活用します。

 

今回例として紹介している案件の場合は、日本在住メンバーとヨーロッパ在住のメンバーがアサインされているので、日本の夕方になると丁度、ヨーロッパが朝になるという点を活かします。

 

ヨーロッパ側の始業のタイミングで、業務の引継ぎを行っていきます。

当日のタスクから、その時点までの進捗情報などを共有してあとはバトンタッチとなります。

 

23:00〜

開発終了・レポート作成

 

ここからはヨーロッパ側が同じような流れで、タスク終了の報告を受け確認をしていきます。

インド側の終業と共に、一日の進捗をまとめて日本側にレポートを出して終了となります。

 

まとめ

今回はフルリモートでオフショア開発を行っている弊社の普段の様子を紹介してみました。

 

コロナ禍でオフィスに集まって開発をするというスタイルがますます厳しくなっています。また海外を行き来することが難しくなっている中で、実際に海外に拠点を構えて現地のエンジニアと直接コミュニケーションを取りながら開発することもできず、オフショア開発の難易度が上がっているのも事実です。

 

しかし、このような状況で今いるメンバーの特徴を最大限に活かして、工夫をすることで、開発を行っています。

 

まだまだ課題は山積みですが、新しい時代の開発スタイルとして対応していくことは必須なので、今後もトライ&エラーを繰り返しより良い成果が出せるように精進していきます。

近藤 泰樹
Posted by 近藤 泰樹

NADJAの海外拠点長 営業やマネジメント経験もあり、ウェブサイト開発からデザイン、マーケティングまで何でもこなすマルチプレイヤー。

Topics: ソフトウェア開発, エンジニア, リモートワーク