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RPAと比較したiPaaSのメリット・デメリットとは?両者の違いも解説!

外部サービスとのデータ連携を可能にすることでRPAと同じように事務作業を自動化できるiPaaSについてはあまり知られていないと思います。 そこで、今回はRPAとiPaaSの違いについて紹介していきます。


RPAと比較したiPaaSのメリット・デメリット

コードを使わなくでも企業の事務作業を自動化できてしまうRPAは多くの企業で導入されていると思います。

しかし、外部サービスとのデータ連携を可能にすることでRPAと同じように事務作業を自動化できるiPaaSについてはあまり知られていないと思います。

そこで、今回はRPAとiPaaSの違いについて紹介していきます。

 

iPaaSとRPAの意味とは?

始めに初めにiPaaSとRPAの意味について解説します。

 

iPaaSとは

iPaaSはIntegration Platform as a Serviceの略でサービスとサービスを統合し、連携できるようにするためのプラットフォームになります。

iPaaSは異なるサービス間の連携やデータのやり取りをする橋渡し役として機能します。

従来は、異なるサービスだから自動化できなかったことでも、iPaaSを使えば自動化・データのやり取りができるようになります。

 

→iPaaSとは?iPaaSの基礎基本とツール選びの仕方を解説します

 

RPAとは

RPAとはRobotic Process Automationの略で、これまで人間が行ってきた、単純作業を人間に代わって実施できるツールの総称です。

特にRPAが得意としている作業は、パソコンのマウスやキーボードの操作を予め記憶しておき、好きなタイミングで実行できることです。

そのため、全く同じ作業を同じタイミングで行う場合にRPAが活躍します。

 

iPaaSとRPAの違い

iPaaSとRPAの定義が確認できたところで、両者には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

以下の表にiPaaSとRPAそれぞれの得意分野をまとめました。

 

  得意分野 苦手分野
iPaaS ・APIからデータを取得するため、サービスのデザインなどに関係なくデータを取得できる
・高速なデータのやり取りができる
・クラウドで管理し、共同開発ができる
・APIが提供されていないサービス(企業の独自開発した社内システムなど)とは連携ができない
・海外製の製品が多く、日本語の情報が少ないことがある
・複雑なシステムを作る時に、専門的な知識が必要になる可能性がある
RPA ・サービスの画面(GUI)からデータを取得するため、ITの専門的な知識が少なくてもRPAシステムを作成できる
・APIがなくてもデータを取得可能である
・オンプレミスサービスに対しても連携可能である
・サービスの画面(GUI)が変更される度にRPAシステムを修正しなければならない
・データの取得、入力が低速である
・製品によってはクラウドで開発ができない

 

両者の違いを簡単にまとめるとiPaaSはAPIという様々なサービスを管理するデータベースに近いところとデータや命令のやり取りを指示することで自動化を行います。

RPAは実際のパソコン画面に表示される情報に対して、マウスやキーボードの動きをパソコンに覚えてもらって、指定のタイミングで記憶した動きを行うことで自動化を実現しています。

そのため、一部のRPAは画面のデザインや仕組みが少しでも変化してしまうとうまくシステムが動かなくなってしまう危険性があります。

その点、iPaaSは様々なサービスの裏側のデータベースよりの部分とやり取りを行うので、サービスやウェブサイトのデザインが変わっても影響を受けないという強みを持っています。

 

iPaaS導入の効果

iPaaSを表しているイラスト画像

企業がiPaaSを導入することでどのような効果があるのか具体的な事例も含めて紹介していきます。

実際に、事例の導入を検討している方はまず無料のiPaaSツールを導入しましょう。

今回はIntegromatというiPaaSツールを使用した事例を紹介します。

初期設定の方法は以下のブログで紹介しているので、ブログを見ながら登録してみてください。

無料プランでも充実しているのでオススメです。

 

→Integromatを初めて使う方へ|初期設定の方法と簡単な事例を紹介します

 

日報の自動化

リモートワークの普及でクラウドサービスを利用しているような企業では、毎日の日報を自動化してしまうことが出来ます。

例えば、Google CalendarとSlackを連携して、その日の予定を毎日Slackに送ることができます。

本来であれば、全く別の会社が運営する異なるサービスを連携した自動化を作るのは難しいのですが、異なるサービス間のデータ連携が可能なiPaaSツールであれば自動化できてしまいます。

詳しい作り方を仕組みは以下のブログを参考にしてください。

 

→Integromat事例集|ノーコードでGoogleカレンダーの予定をSlackに自動投稿する方法

 

SNSの同時アップデートと予約投稿の自動化

iPaaSツールを使えば、異なるSNSを同時に好きな時間に予約投稿することができます。

まず、Google Sheet、Excel、Airtableなどの表計算ソフトに、SNSに投稿する文章を記入し、添付する画像やタグなども異なる列に記入していきます。

iPaaSツールの1種であるIntegromatを使って、そのシートの情報をそれぞれにSNSに投稿していくことが出来ます。

今までマーケターや広報の方で多くのSNSを運用し、同じような内容をコピー&ペーストで投稿していた場合にはとても作業の効率化ができると思います。

詳しい作り方を仕組みは以下のブログを参考にしてください。

 

→Integromat事例集|ノーコードで複数のSNSに自動投稿する方法

 

ECサイト運営の自動

ECサイトへの商品登録や注文状況はどのように管理していますか?

ECサイトにも管理画面がありますが、一括で情報を編集したり、関数を使って管理したい場合にはExcelやGoogle Sheetで管理していることもあると思います。

iPaaSツールを使うことで商品ID、価格、配送の有無、商品説明文、その他情報をシートで管理し、自動的にECサイトに追加・アップデートすることができます。

具体的な運用方法については以下のブログをご覧ください。

 

→自動化ECサイト運営の方法|”自動化本舗”の事例紹介

 

 

RPA導入の効果

RPAのテクノロジーをイメージしたイラスト画像

RPAを導入することの効果は特に同じ作業を繰り返し人が行っている時に発揮します。

RPAはマウスやキーボードの動きを記憶し、任意のタイミングで実行できるので、事務作業の中で特に単純な業務は自動化できます。

 

会社の独自システムの自動化

RPAはマウスやキーボードの操作を自動化し、同じ作業の繰り返しが得意な点から、会社の独自システムの自動化が可能です。

iPaaSや他の自動化ツールでは外部から会社の独自システムにアクセスできないことが多いので、マウスやキーボード事態を操作することで自動化できるRPAにしかできない自動化です。

 

Excelへの入力作業

RPAは繰り返しの作業を得意としているため、Excelの作業の内法則性のある作業であれば自動化することができます。

例えば、ウェブサイトや管理システムの情報をExcelに書き出すコピー&ペースト作業であれば法則性があるため自動化可能です。

 

 

まとめ

今回は有名なRPAと比較してiPaaSがどのようなツールなのか、どのような違いがあるのかについて紹介しました。

iPaaSとRPAはどちらも自動化を実現できるツールですが、iPaaSは異なるシステムを裏側から繋ぎ、RPAはパソコンに表示される表側からマウスやキーボードの操作を記憶させることで自動化していました。

そのため、2つの自動化の方法を状況によって使い分けることでより多くの単純作業を自動化できるようになります。

自動化についての相談は以下のフォームよりお問い合わせ下さい。

自動化のスペシャリストが対応致します。

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