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サービス連携ツールでできること!iPaaSについてやさしく解説

on 21/06/29 16:00

「日々の業務の中で何十回とコピー&ペーストをしていてこんな作業自動化できたら良いのにな。」

「でも、自動化するためにコード書かないといけないし、逆に時間がかかってしまう気がする。」

このように考えて、日々の業務の自動化になかなか踏み切れない方が多くいらっしゃると思います。

実際、少し前までは、多くの方がイメージするプログラマに依頼したり、専門知識を身に着けてやって自動化できるほど難易度が高いものでした。

それから少し後にはGoogle Apps Script というGoogleのサービスを基本的なコードだけで自動化できるようになりました。

今回紹介するのはコーディングを行わずにデータ連携を行うことができるiPaaSサービスです。

※最後に、弊社での紹介していますので、イメージが付きにくい方はそちらからご覧ください。

 

なぜ、iPaaSが注目されているの?他のツールとの違いは何?

現在作業の自動化に取り組むにあたってなぜiPaaSが注目されているのでしょうか。

まず、作業の自動化を行う時にどのような選択肢があるのか紹介していきます。

iPaaS以外の自動化サービスの例

・iPaaS:Integration Platform as a Serviceの略称。サービス間のデータ連携を行うためのノーコードツール

・RPA

・GAS:Google Apps Scriptの略称。Googleサービス内の自動化が可能で、Javascriptというプログラミン言語の知識が必要。

・VBA:Excel内の自動化を行いための機能で、プログラミングの知識が必要。

・Python(開発):プログラマがに依頼して行う。最も難易度が高い。

課題 iPaaS RPA GAS VBA Python(開発)
難易度 ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★
機能 データ連携 作業の自動化 Sheetの自動化 Excelの自動化 すべて
強み 最も手軽 ノーコード 簡単なコード Officeとの連携 何でも自動化可能
弱み APIが必要 決まった作業のみ 実行回数の制限 開発に知識が必要 開発コストが高い

 

 

iPaaSツールの紹介

iPaaS-logos

このようにiPaaSツールはサービス間のデータ連携を最も手軽にできるツールですが、具体的にどのようなiPaaSツールがあるのか紹介します。

・Integromat

・Zapier

・IFTTT

・Microsoft Flow

・AnyFlow

ツールごとに価格、無料で使用できる範囲、連携できるサービス、言語などが違います。

どのようなサービスとサービスを連携してどのくらいの予算で自動化したいのか考えてから使用するサービスを決めましょう。

 

iPaaSツールを使ってできること

integromat-example

iPaaSツールでデータの連携ができるといっても具体的にどのような機能が含まれているのでしょうか。

今回はIntegromatというiPaaSツールの中に含まれている機能を紹介していきます。

 

プログラムを開始するタイマーのセットが可能

integromat-timer

例えば毎月1回店の売上を集計したり、1時間に1回Google Form から回答が来ていないかGoogle Spread Sheetを確認したりなど、定期的にプログラムを実行したいとします。

そのような場合に役立つのが、具体的に何時に又は何分に1回プログラムを実行するのか設定できるタイマーのような機能です。

便利なプログラムを作成しても毎回手動で実行していては、実行を忘れてしまったり、自動化を行うメリットが薄れてしまいます。

それに対して、Integromatでは一度システムを作成したら何もせずとも毎回自動的に実行することができます。

もちろん手動で任意のタイミングで実行することも可能です。

 

豊富なアプリケーションでデータのやり取りが可能

integromat-apps

現在Integromatで連携可能な種類は800種以上で今も増え続けています。

主要なサービスではすべてのGoogle、Microsoftサービスと連携可能でメールやほとんどのSNSツールとの連携も可能です。

良く使う使用用途としては、特定サービスから得られる情報を毎日SNSで連絡したり取った提携作業を慣れれば数十分程度の開発で自動化できるようになります。

また、具体的下の部分で具体的な弊社内の活用事例も紹介していきます。

 

APIで出力できる情報をすべて利用可能

他のサービスでは簡易的な連携にしか対応していない場合が多いです。

しかし、Integromatでは既存のモジュール(※)に対して、APIで出力可能な情報をすべて得ることができます。

そのため、ノーコード又はローコードで汎用性の高い自動化を実現可能になります。

※モジュール:プログラム内の機能の単位。

 

NADJAでの活用事例を3点紹介

NADJA_logo-1

今までの解説で汎用性が高く少ないコストで自動化が実現できることをお伝えしましたが、現場で具体的にどのような作業を自動化できるのかイメージが付きにくいと思います。

そのため、実際NADJAで使用している事例を3点紹介していきます。

実際の開発方法については別の記事で紹介させて頂きます。

 

①当日の稼働記録を毎日17:30に自動送信する機能

弊社では当日の活動のスケジュールをGoogleカレンダーに入力し、スケジュール通りに進まなかった場合には適宜スケジュールを変更しています。

そして業務後にはGoogleカレンダーが実際に稼働していたスケジュールになっています。

そこでスケジュールの時間とスケジュール名を自動的にSlackに送り、計画通りに作業ができたか振り返ることができるようにしています。

 

②メールを一斉に自動送信

メールの定型文に対して宛名と添付資料を追加して送信したい場合、Integromatでのメール機能が有効です。

特にGoogleのSheetやGmailとは相性が良く、簡単に開発できるので、ぜひ活用してみてください。

 

③NDA(秘密保持契約)の自動送付

弊社ではHubspotという顧客管理ツールを使用しており、そちらで顧客や案件を管理しております。

そして、取引が成立して開発に着手する際に、お客様から機密情報を頂くことが多々あります。

そのため、毎回NDAを手動で作成し、電子書名を頂く必用がありました。

そこで、取引が成立した時点でHubspot内の顧客データから自動的にNDAを作成し、メールで送信するところまで完全に自動化することに成功しました。

こちらの動画でも解説しているのでぜひご覧ください。

HubSpotとIntegromatで作る、契約書の自動生成と自動送信

 

まとめ

今回はノーコード自動化ツールの概要とツールを使って何ができるのか事例を紹介しました。

ノーコードツールを活用できると社内のルーチン業務を自動化したり、業務の効率化に繋がるのでぜひご活用下さい。

弊社ではiPaaSの開発やお客様の導入支援にも取り組んでおりますので、手軽に自動化できるようになりたい方はぜひ最下部のフォームからお問い合わせ下さい。

フォームやLinkedinチャットからの質問にも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

喜多村 悠矢
Posted by 喜多村 悠矢

セブのプログラミング学習シェアハウス「PROQ」でNADJAと出会い、マーケティング担当をしています。英語力を活かして、ブリッジSE業務も兼任しています。

Topics: サービス紹介, 自動化, 30分でできる開発